前世の記憶を思い出す過程では患者様はどのように心や体で感じているか

前世療法で知られるブライアン・ワイス先生は、ご著書で患者様が前世でトラウマとなった人生を「思い出す」だけでも、今世の症状が改善するケースがあったことをご報告されています。前世を見たことで症状が劇的に改善したケースについても記載があります。驚くことにどれも実話です。

では、前世の記憶を思い出す過程を患者様がどのように心や体で感じておいでになるか。

まずは、前世を思い出した後で患者様がよくお感じになることを、当院のある患者様の言葉で表現させていただきますね。以下は前世療法を受けた当日、帰宅してからお書きになった文章の一部です。

 

「・・・そして何といっても、胸のつかえがとれ、肩の重荷がとれたことに、驚いています。ほんとうに、潜在意識の蓋がバアッとひらかれ、そこからいらないものがぼろぼろと出ていった感覚です。すっきり。そんな言葉がしっくりとくる感じでした。・・・」 

この言葉を、解説させていただきますね。

前世の記憶は、イメージで言うとまるでシャボン玉のようなものに包まれており、普段の生活で折に触れて突き上げるように意識に上ってきます。それは心や体の症状としても感じることがあります。

シャボン玉のようなものに包まれているため、普段はそれが何か、はっきりと言葉や形にできないまま過ごしているのですが、前世療法を受けると、そのシャボン玉がぱちんと割れて、どっと中身があふれ、その中に前世の記憶が入っていたことに気がつくわけです。

体の中にあふれた前世の感情を追体験しながら解放していると、すっきりとした気持ちがわいてくることが多いです。シャボン玉がぱちんと割れて中身が出たので、中に入っていたご自分で自覚できていなかった本当の気持ちを意識レベルでも自覚され、お腹と頭がつながって筒抜けになったようなすっきり感を感じられる方も多いです。

そして次第に、「あぁ、そうだったのか」という、腑に落ちる感じも生じてくることが多いです。

前世療法を受ける前の患者様の心と体は、全身もそうですが、症状のある部分(患部)は特に気がつかないうちに緊張していることが多いです。この心と体の緊張に前世での経験が関わっている場合、その緊張が前世の感情を解放するのと同時に解放されます。そのため、施術後には体が弛み、よりリラックスしていることを感じることが多いです。この体の弛みは患部周辺の血流を改善し自律神経のバランスを整えるため、症状の改善につながります。また、前世療法は基本的に安全性の高い治療法ですが、施術後の副作用の一つにだるさがあるのはこの体の弛みも要因の一つです。

前世を見ると症状が緩和されることがあることはわかったけれど、では、前世を見ればそれだけでいいのでしょうか?いいえ、見た前世を後から論理的な思考も加えて振り返る過程もとても大切です。この過程については「前世療法における施術後のフォローアップについて」にてご説明いたしますね。

 

 

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このビデオは、米国NY州にあるOmega Instituteにて行われたワイス先生のワークショップの模様が配信されたものです。ワイス先生が短い講演と集団退行催眠(Group regression)を行っています。