前世療法における前世の取り扱いについて

前世療法で知られるブライアン・ワイス先生は、前世の取り扱いに関し、治療やヒプノセラピーなど、セラピーとして用いるレベルの取り扱いであるTherapeutic level と、見た前世を証明するValidation levelに分けて考えることを提案されています。

前世療法は「療法」と名前がつく位なので、セラピーに分類されます。ですから、前世療法で扱う前世は基本的に Therapeutic levelで考えましょう、と提案されていることになります。 

Therapeutic level での前世の取り扱いについて、具体例を挙げてご説明させていただきますね。


例えば、前世療法の催眠中に患者様が見る内容には、実際の前世も含まれていますが、メタファー(隠喩(いんゆ))なども含まれていることがあります。それらを区別することは難しい場合もあります。 

Therapeutic levelでは、見た内容が本当に前世の記憶であるかどうかは基本的に問いません。なぜなら、治療などセラピーのためには、見た内容は患者様やクライアント様の中から生じたものであり、全てに意味があるからです。ワイス先生もお話しですが、そのような意味では、前世療法はユング派の一つと説明されることがあります。


ですので、Therapeutic levelでは、見た内容は前世の記憶らしい、とあくまで「仮定」して内容を扱うことになります。仮定なので、見た内容を前世の記憶だと信じても信じなくてもいいのです。 前世に懐疑的な方でも前世療法をお受けになれるのはこのためです。

そうはいっても、前世の記憶には特徴があるので、おそらく前世の記憶であろう、とあたりを付けることはできます。前世の記憶の特徴については、こちらをご参照ください。

必要があれば医師が患者様にお勧めをして、ご自身の前世に関する情報を集めていただくことがありますが、それも治療の効果を高めるために行うのです。前世を調べる時期が早すぎると考えられる場合にはお勧めしません。


一方で、Validation levelでは、催眠中に見た前世を、実際に史実などに基づいて証明するレベルです。Validationとは、「妥当性」と言った意味です。 前世が実際にあるかどうか、という研究はこちらに分類されます。 

リバーサイドメンタルクリニックの患者様でも、ご自身の見た前世が実際に史実にあったことを見つけた方も何人もおいでになります。

前世療法を行う上で、前世のValidation level での理解もとても大切です。というのも、例えば前世に縁のある場所を訪れると、腑に落ちる感じが生じたり、当時のことをよりはっきりと思い出して前世の理解が進み、症状が改善することがあるためです。

前世に縁のある場所を訪れることは、必要に応じてお勧めいたします。詳しくはお尋ねくださいね。

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このビデオは、米国NY州にあるOmega Instituteにて行われたワイス先生のワークショップの模様が配信されたものです。ワイス先生が短い講演と集団退行催眠(Group regression)を行っています。