1.前世療法の施術後にまとめを行うタイミングについて

「前世の記憶を思い出す過程では患者様はどのように心や体で感じているか」で「前世を見ると症状が緩和されることがあることはわかったけれど、では、前世を見ればそれだけでいいのでしょうか?いいえ、見た前世を後から論理的な思考も加えて振り返る過程もとても大切です。」と書きました。

 

前世療法の施術後は通常、見た前世について治療者やセラピストと話し合うことを行います。

この話し合いを行うタイミングは、各治療者やセラピストの考えによります。ここでは治療的な観点から、リバーサイドメンタルクリニックの例についてご説明しますね。ただし、どのようにしたら治療的な効果が上がるか、という考えは治療者によって異なりますので、ここではあくまでも私がどのように考えるか、ということでお考えくださいね。

 

一般的に行われているタイミングは前世を見た直後に行うものです。ですが、当院ではあえて、施術の1週間後に行っています。この話し合いを行うセッションを当院では「フォローアップ」と呼んでいます。

なぜ当院では施術直後に行っていないのか?

 

それは、メンタルのご病気の患者様にとっては特に、施術当日ではなく、1週間程度時間を空けてフォローアップを行ったほうが、治療的な効果を上げるために有効だと私は考えているからです。

 

上記のように考える理由を以下に書かせていただきますね。

施術を行った直後はまだ潜在意識のふたが多少開いており、前世の記憶を思い出しやすくなっています。施術後、時間が経つことでさらに思い出す情報もあります。

施術中には普段の生活ではあまり使わない脳の部位を使っており、施術後の意識レベルも普段と異なっています。それを患者様は通常、頭と体のぼーっとした感覚やだるさとして感じています。このような状態で論理的な思考を加えて前世を分析するには、脳の別の部位を刺激して、頭をある程度論理的な思考に切り替えなければなりません。

この頭の切り替えが、施術によって悲しみなどの強い感情を思い出している場合には特に、脳と気持ちの負担になります。体もだるくうまく頭が回らないこともあるので、よっこいしょ、という感じで無理に切り替えなくてはならなくなるのです。そうすると気持が乱れてしまい、せっかく貴重な前世での経験と当時の気持ちを思い出したのに、それを体と心で感じる時間が減ってしまいます。前世の強い感情を思い出しているときには、それを感じることで精いっぱいになってしまいますが、前世の感情を解放して楽になっていくためにもぜひそうしていただきたいのです。


特に、患者様の中には、これまで自分の本心に蓋をして生きていたために、苦しくなってしまわれた方もおいでになります。前世の蓋を開けたことで自分の本心があふれているのですから、まずはそれをしっかり感じましょう。前世の感情をしっかり感じることは、その後で前世での経験についての深い洞察を得るためにも役立ちます。

皆様の参考になれば嬉しいです。次は、
「前世療法のフォローアップはなぜ施術1週間後に行うのでしょうか?」に続きます。 

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このビデオは、米国NY州にあるOmega Instituteにて行われたワイス先生のワークショップの模様が配信されたものです。ワイス先生が短い講演と集団退行催眠(Group regression)を行っています。