前世療法をお受けになった方の感想⑥     前世の今世での繰り返しを探る1 

こちらの感想については、リバーサイドメンタルクリニックのブログの連載「メンタルクリニックを卒業するために前世から学び終えるということ」でもご紹介しています。おかげさまで大変ご好評いただいております。




中野 めぐみ(仮名)。30歳。女性。千葉県。

 

 前世療法を知ったきっかけ

 

メンタルクリニックで診療を受ける過程で、主治医より紹介を受けた。

 

  前世療法を受けようと思った理由:

 

適応障害の治療のため。

 

自分自身の悩みの答えが何となく分かって来たので、治療が押しの一手、更に問題解決の糸口になると思ったからです。

 

病歴:

 

私が生まれると同時に祖父母と同居が始まりました。私が生まれるなり、祖母が私を取り上げてしまい、母は私と居る時間が無かったそうです。母は、私を無理やり取り返すと、家の空気が悪くなると思い奪い返さなかったそうです。

 

祖父母は部屋で良く大声で喧嘩をしていました。ふざけて居るようでしたが、子供の私にはショックなことでした。また祖母はわがままな人で、すぐに顔に感情をだし、子供な人でした。

 

父は外面が良く仕事は出来ましたが、家庭では自己中心的で厳しく、お金にだらしない人でした。すぐ物にあたる、怒鳴るなど圧力をかける事が多かったです。母はそんな父に対し、ただひたすら我慢していて、子供には知られないように家庭の事情は隠していました。

 

私は常に誰かの顔色をうかがい、言いたいことを素直に言えない環境でした。

 

大人になり、販売の仕事で外回りをしていましたが、約一年前、集中力が乏しくなり、忘れ物や物忘れが増えてきました。些細なことで涙が出たり、悲壮感、不安感に襲われることが出てきました。誰かに依存するようになり、以前は自分で何とか出来たことが出来なくなっていました。

 

仕事の多忙が続いたある日、些細なことで母と言い合いになった時、体の中で何かが弾けた音がした途端に、過呼吸になり、「このままじゃ壊れる」と思ったので診療を受けることにしました。

 

診療後すぐに会社を休職し、3ヶ月休職をしました。休んでいる間は罪悪感で早く復帰しなきゃと思い焦って居ました。23週間置きに受診をし、薬も相性が良かった為、休職して三か月たった頃、体調が少し回復したのでリハビリ出社を経て会社に復帰しました。

 

今回体調を崩したこともあり、会社は営業の外回りから、内勤事務を用意してくれていました。復職後、1か月勤務しましたが、自分の中で違和感があり退職を申し出、4月末で退職しました。

 

無職になる事に焦りを感じ、短期の仕事を5月にしましたが、まだ正常な精神状態じゃないと感じ、ゆっくり休もうと決めました。

 

会社を休んでいる間、家でずっと寝ていたのですが、母が「規則正しくしなくていいのか」など聞いてくることも治りにくい原因の1つだったと思います。主治医に「回復には時間を気にしないで、とことん寝てください」とおっしゃっていただいた事などを母にしっかりと伝えて、理解させないといけないと思いました。

 

  その後は自分の気持ちに素直になった行動をするようにして暮

    らしました。好きなものを食べる、読む、行く、会うなどし

    て、徐々に回復していきました。

 

楽しいことを続けていくうちに、心に余裕が出来てきたある日、「もしかしたら、育って来た環境がいけないのか?」と思い、以前に聞いていた前世治療を思い出しました。

                  

③これまで他院で前世療法を受けたことがあるか。

 

 ありません。


 

④ 前世療法についてこれまでどのような印象を持っていたか。

 

 メンタルの治療にどう役立つのか関心がありました。

 

 不思議な体験には興味があったので、やってみたいと思っていました。


⑤ 前世療法を受ける前にどのような準備をしたか。


 「行きたい」と思ってすぐに行ってしまったので、特に瞑想や

  CDを聞いたりはしていません。


 

⑥どのような気持ち(心構え)で受けたか。

 

 自分が抱えている問題の解決に向かえる、答えが見つかる、見つけると信じていました。


 

⑦施術中にどのような体験をしたか。

 

 体の緊張がとけ、とっても心地よかったです。自分では不思議ですが、感情が素直に出て、感じて、「感情の赴くままに」が、やっとわかりました。

 

 最初は真っ暗で、何処に行くのか分からなかったですが、目の裏からス~っと映像が鮮明に見えるイメージでした。

 

 その後、そこにいる感覚、感情がどんどん湧き上がってきました。


 

 以下は、私の見た前世の記憶です。

 

 

【小さな男の子】

 

 小さなボートの上に一人で乗っていました。

 

 仲の良い家族を羨ましそうに眺め、そこから動けずにいました。


 

【外国人のお姫様】

 

時代と場所は300年ほど前のイギリス。年齢は1718歳。名前はイザベルと感じました。

 

私はお花畑に、フワフワした洋服を着て座っています。近くには、お婆さん(祖母)がいて私を支配していたため自由にできない雰囲気がありました。

 

私はずっと遠くで木を切っている男の子を見ています。彼はお城で働いている植木職人の息子です。私の心はウキウキで、彼に恋をしています。お姫様と植木職人の間に、身分の格差があるんだと感じました。

 

 

シーンが変わります。

 

 

45歳の記憶に戻り場所は同じです。

 

木を切っていた男の子の名前はアンドレ。


 

私は彼を「アンッ!アンッ!」と無邪気に呼んでいます。アンと二人でお城の絵をかいています(かいているお城は私の家だと思います)。私はアンに「大きくなったら(お城に)一緒に住むんだよ!」と言いました。アンは「・・・・うん。」と煮え切らない返事でした。


 

子供の私は絶対に彼と住むと思っていました。


 

シーンが変わります。


 

17.18歳の時代に戻り、私は親の決めた人と結婚する事になって居る感じがします。感覚的に結婚の数日前です。私は家の前の石の階段に座って俯いています。俯いている私の前にアンが来ました。顔を上げると、アンは花を握りしめています。スズランの様な白くて可愛い花をぶっきら棒に渡してくれました。私が好きな花をくれたのだと感じます。

 

あまり話さない彼ですが、「ごめんね・・・。」と一言だけ言っていました。

 

(切なくて涙が出ました)

 

その言葉で私は全てを悟り「彼とは結ばれない」と確信してしまいました。

 

全ては身分の格差のせいだと、強く思いました。


 

その後出てきたシーンでは、私はお坊ちゃま育ちの男の人と結婚をし、2人の子供を産んでいました。バカバカしい、どうにでもなれと投げやりに生きています。結婚相手の事は好きではなく、ずっとアンを好きでいました。子供達から、「おじさん(アンのこと)と歌を歌ったよ」等と彼の話を聞くのがとても嬉しかったです。

 

シーンが変わります。


 

ベットの上で横たわり、みんなが悲しい顔で私を見ています。私は40歳を過ぎたところです。きっと息絶える時だと感じました。アンと共に生きることができないため、心労で生きる気力を失ったのだと感じました。いきなり使用人がみんなを外にだし、私が好きなアンを連れて来て、彼以外の人を外に出しました。(使用人は今世の親友です。行動も発言もそのままでした(^^))。

 

彼はじっと私を見つめ、私は彼の顔に手を伸ばしました。私は「生まれ変わったら見つけるから」と言って息絶えました。

 

その後私は体から抜け、天井から二人を見ています。

 

亡くなった後、彼は私を抱きしめて「大好きだった」「愛しているよ」などと言っていました。そして彼は私の髪などを綺麗にし始めました。アンは生涯結婚はしませんでした。

 

 

シーンがかわり、使用人が窓際にいつも花を飾ってくれています。私は病気でベッドに横になっています。おそらく亡くなる前、病気で療養しているときの場面です。

 

花を置いた後、彼女は花言葉をいつも言っていました。「この花はね~」っと、誰も聞いていないのに独り言のように。定かではないですが、花はアンに貰いに行って居るのじゃないんかと、期待している感情がこみ上げてきました。


 

ガイド:妖精 名前:リロ

小さな妖精がお姫様の私に「一人で出来るでしょ」「勇気出しなさいよ!」といつも怒っています()


 

【記憶の書き換え】

 

記憶の書き換えでは、リロがアンを突っついて振り向かせ、私と目が合うと彼は手招きをして私を呼びました。まだ迷っている私は後ろを向くと、使用人が扉を押さえて、「行けって!」と背中を押してくれたので、私はスカートの裾を捲り上げ全力で彼のもとに走っています。その時に感じる風が本当に気持ち良く、幸せでした。

 

彼は私の手を取り、森の奥へ連れて行きます。私は「どこ行くの?」と何度も聞きますが、彼は黙って連れて行きます。私に不安はなく、アンについていけば大丈夫と思っています。


洞窟のようなところに入るとき「ここ?!」と、戸惑いましたが、彼は何も言いません。

黙ってなかに入ってみると、空が筒抜けになって居ました。星が綺麗で、座って手は繋いでいたと思います。ここは彼の秘密の場所でした。二人でずっと空を見ていました。遠くから私を探す声が聞こえますが、「もー知らない!!」と思ったところで終わりました。


 

【前世の人生を見ながら気づいたこと】

・イザベルは格差が嫌で、自分の子供は普通に育てている。

・使用人は小さい時から知っている、私の唯一の友達だった。

・着替えは自分の意志に関係なく、使用人に「今日の衣装はこれです」と決められていた。使用人に豪華なネックレスを付けなさいと言われた時、こんなの必要ないと断った。

・イザベルは厨房が大好きで良くのぞきに行っていた。

・コックさんやお手伝いさんとはとても仲が良く、私を可愛がってくれた。

・庶民の味や、市民の流行など常に世間と繋がって居たいと思っていた。


 

⑧施術を受けて考えたこと。

 

自分自身がしっかりその時の感情、感覚を思えていて、とても不思議ですが、

 

自分の前世だと信じることができました。

 

なぜ自分は自分なのか、なぜ生まれたのか少し理解できました。


 

【前世で見たことがどのように現世で形を変えて現れている】

 

◎家族関係

 

・両親に中々近づけず、本音を言えない。

 

・祖母に育てられた。

 

3姉妹だが、ずっと一人っ子の感覚があった。

 

 

◎恋愛

 

・結婚に希望をもってなく、親が決めた人と結婚するものだと思っていた。

 

・自分からは勇気が無く、自分の気持ちをなかなか相手に伝えられない。

 

・本当に好きな人はただ見ている事しか出来ない。

 

・恋をすると17歳か!と友達に良く突っ込まれる()


・子作りはただの行為としか、思っていない。


 

◎性格

 

・「こうしなさい」「ああしなさいに」に拒絶反応があるが、反発できない。

 

・洋服や、髪型は自由にさせて貰えないと嫌。

 

・大勢の人の前で話すことは得意。なぜか昔から慣れている・・・。

 

・周りの人が自然と動いてくれるし、やらなきゃいけない思いにさせてしまう。

 

・自分の為に一生懸命してくれる人には、感謝をし、協力する点。

 

(上司になっても部下の気持ちを忘れないようにする等)

 

・賑やかな場所は好き。人がワイワイする場所。

 

・派手な服、宝石など似合うといわれる。

 

・ドレスは着慣れている感覚が小さいころからあった。憧れがない。

 

・演劇やダンスを見るのが好き。

 

・綺麗な食器、シルバーの食器が好き。

 

・花を貰うと、花言葉が気になる。


 

⑨受けた後の心の変化。ポジティブな変化。副作用が生じた方はそれについもお書きください。


 

【ポジティブな点】

 

とにかく心が穏やかです。何も怖くないです。

 

何処で勇気が必要なのか、私は何をすべきなのか分かり進む道が分かってきました。

 

小さいことに拘らず、細かい事が気にならなくなりました。

 

やらないで後悔なら、やって後悔しようと心底思うようになりました。

 

今世は自分で幸せを見つけたいと、わくわくしています。

 

恋愛の感情が10代に戻った感じがし、人を好きという感情が戻ってきています。


 

【心の変化】

 

前世と同じように生きているな~、性格、感情、そのまま今も生きているな~っとしみじみ思いました。

 

前世の記憶を思い出すことで、今世の小さい時の記憶が戻り、記憶の誤解が解けました。今まで母に支配されていたと思って居ましたが、前世で祖母に支配されていたことを思い出し、小さい時祖母に受けた感覚と同じだと思い出しました。前世でも母は自分が面倒を見たいと思っていたのだろうという感覚が伝わってきました。

 

「自分を好きになってくれる人は居ないのではないか?」という不安がありましたが、前世もこの性格のままで、そのままの自分をしっかり愛してくれる人がいたのだと言うのがわかり、不安が無くなりました。

 

今世のパートナーは「今世で私が見つけるから」と自分で課題を与えたので、「見つけるから待ってろ~!!」っと、いまからワクワクしています。

 

前世でも私は人が好きで、たくさんの人に可愛がられ、助けて貰って居たことが感覚的に感じ、とても安心し、今の自分の自信になりました。そして、今まで自分では分からなかった周りの人の愛情にも気が付いたので、しっかりと感謝を伝えていこうと思いました。

 

前世と今世がとても似ていて、前世の自分はとても我慢をして、今の自分とそっくりなのが分かり「辛かったね」でも、「今世は幸せになるから」と受け入れたらとても楽になりました。

 

今世の小さかった自分へも「小さいながらに、苦労したよね。ありがとう。」「でも今気づいたから大丈夫」と全てを受け入れました。

 

今世では「運命の相手は自分で見つける」「自分の事は自分でやる」「自分の人生は自分で決める」前世と同じことを繰り返さないように、自分を幸せにしてあげようと思います()

 

 

副作用:見たいと願っているから、願望が出てきてしまっているのか、本当に前世なのか不思議な感覚になりました。

 

※でも、今は幸せな感覚を感じて理屈は置いておいて、深くは考えないようにします。

 

 

⑩ 受けた後の体の変化。ポジティブな変化。副作用が生じた方はそれについてもお書きください。

 

体が生まれ変わった感覚があり、常に軽いです。

 

常に何かを考えていましたが、今まで出来なかった「ボーっとする」出来てます。

 

腸が良くなったので、肌の調子が良いです。

 

食べてないと不安な感覚が無くなり、規則正しくお腹が空きます。

 

心がすっきりしたのか、痩せました。


 

副作用:腸の働きが良くなりガスが良く出ました。

 

そのあと腹痛があり、宿便のようなものが出ました。

 

翌日に少し頭痛がましたが、眠ったら楽になりました。

 

喉が渇くのは2.3日続いて居ましたが、体が綺麗になるイメージがしたので、しっかり水分を摂っていたら治まりました。


 

⑪ 前世療法が今後の生活(人生)にどのように役立ちそうか。

 

悩んだ時、納得材料の大きな一つになりそうです。

 

「運命の人に出会わないな~」→「前世で自分で見つけるっていったでしょ()

 

と、ポジティブに考えさせてくれそうです。


 

⑫(今後の施術のご予定のある方は)今後どのような点について相談しようと考えているか。

 

また、続きが見たいですね。


 

⑬当院の施術・サービスについて、以下の点についてお書き添えください。

 

1.当院を知ったきっかけ。

 

精神科で担当医をして頂いているので、診療の際お話をお聞きしました。

 

2.良いと思う点

 

施術前にしっかりと説明をしていただき、施術後も不安などをゆっくりと聞いて頂けるので、とても安心しました。

 

 

⑭当院のウェブサイトについて、以下の点についてお書き添えください。

 

1.良いと思う点

 

施術の内容、注意点などを詳しく掲載していただいたので、とても安心し、初めての方も読んでいて安心できると思いました。


 

⑮その他コメント。

 

この度はありがとうございました。

 

初めてで不安も少しありましたが、丁寧なご説明のお陰で安心して受けることが出来ました。

 

なぜ心を病んだのか、自分を責める日々もありましたが、今回前世を見る、感じることで、納得いきました。

 

今世は「幸せに生きなさい」と前世の自分に言われたのだと思っています。

 

感想には自分が感じたことを素直に書いております。

 

前世治療を受けたいと思っている方の参考なればと思います。

 

 

セラピストからコメント:

 

めぐみさんが私の診察においでになったのは約1年前のことです。

 

元々、めぐみさんはある会社の社員として、会社の運営する支店の1店舗で雑貨の小売りのお仕事をされていました。人と接することが好きだっためぐみさんには、いろいろな人と出会うことのできる販売のお仕事は合っていました。めぐみさんは一店員から始まり、数年のうちに店長、エリアマネージャーへと昇進していきました。

 

 順調に見えためぐみさんの人生が転機を迎えたのはこの頃です。仕事に楽しみがもてなくなり、仕事に集中できず抑うつ状態になりました。朝仕事に行きたくなくなり、行き詰った気持ちでご来院されたのでした。

 

診察の中で、めぐみさんは「出世すればするほどお客さんと接する機会が減り、会社全体としての売り上げを伸ばすための会議が増えていきました。会議は大事なものだとわかってはいても、現場に出る機会が減るにつれ仕事への気力が萎えていきました。」とお話されました。

 

それまでメンタルのご病気もなく、他の要因も検討した結果、適応障害と診断しました。当時、うつ状態が強かったため、お薬なしで治療することは難しいと判断し、お薬とカウンセリングで治療を始めました。

 

三か月間の休職を経て復帰されたのですが、会社が彼女に用意していたのは内勤事務のお仕事でした。内勤事務と言っても、雑貨のインターネット販売を促進するための新しいプロジェクトに立ち上げに関する仕事でしたので、会社としては彼女のこれまでの仕事ぶりをみて、彼女に新しい活躍の場を提供したことになります。

 

最初は、関心があると感じて始めた仕事でしたが、めぐみさんは間もなく会社に自分の居場所がないような気がし始めました。一か月ほど経って、彼女は思い切って会社に辞表を提出し退職しました。接客に戻ったほうがよいのではと思い、短期の販売の仕事もしてみましたが、まだご治療中のめぐみさんには体力的に厳しかったようです。

 

元々、仕事が好きなめぐみさんですから、復帰を焦っておられるお気持ちもよく理解できました。私は彼女に、今彼女は人生の転機にあること、一度仕切りなおして時間をかけて体調を整えることなどをご提案しました。

 

その後時間をかけて自分の将来を模索するうちに、めぐみさんは現在の苦しみに自分の育った家庭環境が影響していることに自ら気が付いてきました。自分の気持ちを表現してくれるような本と出会ったことも大きかったと話してくれました。母親の気持ちを読み取って生活していたこと、幼い頃、祖父母との関係も難しかったこと、数年前にお父様がご病気で亡くなられた後、母親が何も言わなくても、母親の気持ちを読み取って自ら父親の代わりになって仕事をしてきたことにも気が付きました。複雑な家庭環境で育つうちに、いつのまにか、めぐみさんは自分の気持ちを抑え、自分よりも両親や祖母の気持ちを優先するようになっていため、自分の本心が見えなくなっていたのです。

 

これからどうするかを考えた時、めぐみさんは自分の気持ちを自覚し、抑え込まずに適切な方法で表現することが大切だと感じました。お父様が亡くなってからは家族のためにただ夢中で働いてきましたが、将来パートナーと出会うことも前向きに考えられるようになってきました。

 

めぐみさんは、今回ご病気になったことを含め、今世での辛さの根本的な原因を探りたい、将来のパートナーがどんな方か知りたい、という理由で前世療法を受けることにしたのでした。

 

めぐみさんは、ご自身と誠実に向き合い、イギリスでのお姫様の人生と今世との類似点を注意深く丁寧に探っていきました。その類似点の多さに、私も驚いてしまったほどです。めぐみさんの類似点の探り方は、これから前世療法をご検討される方にも大変参考になると考えています。「結婚に希望をもってなく、親が決めた人と結婚するものだと思っていた。」「子作りはただの行為としか、思っていない。」など、表現がリアルですね。

 

アンさんのことを、4、5歳のころから生涯ずっと好きで好きで、お城の階段に座ってずっと眺めていたイザベル。身分の差もあり、成長してからはアンさんと言葉を交わすこともなくなり、ただ気づかれないように彼を見つめていたといいます。イザベルさんのアンさんを一途に思うお気持ちに切なくなり、セッション中に思わずもらい泣きしてしまったほどでした。

 

セッション後、めぐみさんは、実は中学生の頃から(すでに15年近く)気になっている人がいて、その方がアンさんを思い起こさせると話してくれました。お互いに気にはなっているものの、めぐみさんはまだ自分の気持ちを口に出せずにいるとのことでした。めぐみさんの状況はイザベルさんを思い起こさせますね。

 

イザベルさんは「生まれ変わったら(アンさんを)見つけるから」と言って息絶えています。このように、前世でし残したことがあるときには、その世を去る時に「今度生まれ変わったら○○する」と誓いを立てる現象が見られることがあります。30年分の想いを、300年間ひきずって、今世に生まれためぐみさん。気になる方とは今世では身分の差はないそうです。

 

もしかしたら、イザベルさんは祖母に支配されていたために、身分の差を越える勇気が持てなかったのかもしれません。今世では、めぐみさんは家族関係を整理し、自分の人生を取り戻そうとしています。前世では、イザベルさんは愛する人との人生を歩むことができませんでしたが、めぐみさんは今、過去の辛い経験を越え、今世でアンさんと共にあるために準備をしているのかもしれません。

 

セッション後、めぐみさんは、自信を取り戻し、以前にも増して人を惹き付けるオーラを放つようになりました。また、もう一度現場で働きたいと、店頭に立つようにもなりました。先日のセールで、めぐみさんはとてもよい売り上げだったと話してくれました。これからがめぐみさんの人生の幕開けなのかもしれません。

リバーサイドメンタルクリニックのHPはこちら

 

リバーサイドメンタルクリニックのブログはこちら

 

 

このビデオは、米国NY州にあるOmega Instituteにて行われたワイス先生のワークショップの模様が配信されたものです。ワイス先生が短い講演と集団退行催眠(Group regression)を行っています。