前世療法をお受けになった方の感想⑦       身体的原因不明の咳 その1

前世療法1回目

 

小林さつき(仮名)。 24歳。 女性。 神奈川県。 

 

【病歴】

 私の主訴は咳で、高校2年生の春から、家庭環境の変化がきっかけで不安なことやストレスで胸が苦しくなり、咳が出るという症状が約7年以上も続いています。

高校生の頃に内科や精神科に何回か通いましたが原因が分からず、年々悪化していきました。社会人になり、関東に上京し仕事のストレスから咳が再び悪化し都内のクリニックに通うことになったのが始まりでした。 初めて、信頼できる医師と出会い内服やカウンセリングなどの治療を行ったのですが、なかなか改善されず前世療法を受ける経緯となりました。

咳が出るようになった根本の原因は分かりませんが、おそらく家庭内の環境や幼少期が原因であるのではないかと思います。

家族構成は、両親と6歳上の兄の4人暮らし。

父は調理師で性格は気難しく厳格な父親でした。母は元保育士で、常に子どもの事を優先する母性にあふれた母親で、小さい頃からお母さんっ子でした。兄は6歳も離れていますが、小さい頃から面倒見がよく可愛がってくれ、今でも良き理解者であり、父親が嫌いな私にとって父親代わりのような存在です。

 家庭環境は物心ついた時から、両親のケンカが日常茶飯事で小さい頃から両親の不仲が印象にあります。父親は内弁慶の性格で仕事のストレスを家や母親にあたり、母親にDVをする父親でした。父親は甘やかされて育ったため嫌なことがあるとすぐ仕事をやめては再就職の繰り返しで、私が中学生の頃はリストラや単身赴任などを繰り返し、経済的の面も含めよく母親を困らせていました。

 また、私が中学2年生の頃に父親の単身先である仕事場の女性と不倫をしていることが発覚し、今まで以上に両親のケンカや不仲が悪化し当時は地獄のような毎日でした。

何度も離婚の話が出ましたが、母親は私たち子どもの将来を考え離婚はしませんでした。今は私たち兄妹が関東に上京したため、父親と二人で暮らしています。

私自身の幼少の頃の生い立ちは、小さい頃から集団生活が苦手な子でした。

中学1年の秋にクラスで一緒に過ごしていた友人と些細なことで仲が悪くなり、仲間外れにされ、冬にはクラスに通えず不登校になり、学校内に不登校専用の教室があり、それを利用し学校に通っていました。

中学2年の進級に従って、クラス替えもあり再度登校しましたが再び、その友人から今度はイジメを受けるという形に悪化し中学2年の6月頃には再び、不登校となり今度は学校にも通えない状況になりました。家から中学校が徒歩5分以内にあった為、クラスメイトに会うことが怖く約、1カ月以上にわたり家にひきこもる生活が続きました。

そのような状況のなか、市内にある不登校の子どもたちを対象としたフリースクールがあると聞き、夏から通い少しずつ外に出られるようになりました。中学3年の復帰にむけて転校する事を決め、本来なら困難な状況ではありますが、周りの方々に支えられ無事に転校することができました。転校先で親友ができ不登校になることもなく無事に中学を卒業することができました。

高校は、私が小学生の頃に父や兄が病気で入院したことや不登校の時に、たくさんの方々に支えてもらい、人の役に立つ仕事をしたいと思い看護学校に進学しました。

看護学校では、友人にも恵まれ楽しい学校生活でした。しかし、最終学年で実習の単位を落とし留年し、一度休学して再度1年間やり直し、無事に卒業と看護師国家試験に合格でき看護師になることができました。

新人時代は、忙しい病棟で心身共に体調を崩し辞めるまで時間がかかりましたが、去年の冬に病院を変えることができ、現在は念願だった整形外科病棟で勤務しています。

 

 

 

①前世療法を知ったきっかけ                                                                            

都内にあるクリニックで先生と出会い、約1年半通院していました。以前にも、TVで前世療法について知っていましたが、先生の紹介で知ることになりました。

 

②前世療法を受けようと思った理由

今まで、内服・カウンセリング・呼吸法など様々なことを行って少しずつ改善していましたが、完全に治癒はしていませんでした。また、私は将来的には内服に頼ることなく症状を改善したい思いがあったので原因を知って根本的に治したいという気持ちがあったからです。

 

③これまで他院で前世療法を受けたことがあるか

以前から興味がありましたが、ないです。

 

④前世療法についてこれまでどのような印象を、持っていたか。

以前からスピリチャルな世界やTVでやっていた前世特集について関心があったので自分の前世に興味がありました。

 

⑤前世療法を受ける前にどのような準備をしたか

ワイス博士の前世CDの注文が間に合わず聞くことができませんでしたが、当日は身体を休めて睡眠を多くとることに心がけました。

 

⑥どのような気持ちでうけたか

症状(咳が出る)の根本的な原因を知り、少しでも改善するきっかけになればなぁと思う気持ちでした。また、ある程度悲惨な前世であっても受止める覚悟を持っていました。

 

⑦施術中にどのような体験をしたか

前世療法は映画やTVドラマのように実物がはっきり見えるイメージでしたが、私の場合は視覚・脳・心(感情)で見た感じでした。

主に視覚が大本の情報としてとらえ、モヤモヤとした霧のような影なものが画像として見えていて、時おり頭の中でイメージやインスピレーションが浮かぶ感じでした。また最初と最後に前世の自分の感情が伝わった感じでした。

 

⑧施術をうけて考えたこと

私の場合は、ストレスや不安を生じると息苦しくなり咳が出る症状が約7年も続き原因が分からず苦しい毎日だったので、前世療法で少しでも原因や症状の改善につながればという、最後の頼みの綱のような必死な思いで受けました。

前世療法で一番始めに見えたのは、16歳~18歳くらいの女の子が森の中にいる映像でした。女の子の特徴は、髪の長い金髪の女の子でワンピースを着た可愛らしい子でした。

年代は前世療法を受けている当初は分からなかったのですが、前世療法終了後の帰りの電車で突然、頭の中で『1865』という数字が脳裏に浮かんだので、1865年の今から約150年前の時代だと思われます。場所は、女の子の外見から西洋人であることは分かるのですが、はっきりした場所は分からず見えた映像から推測すると、スイス・ノルウェー・フィンランド・ドイツの国ではないかと思います。

前世の私の名前は『サーシャ』という名前でした。母親はおそらく小さい頃に亡くなったのか義理母と父の3人で、牧場がある森林に囲まれた場所で暮らしていました。

幼少の記憶では、義理母に可愛がってもらえず一人ぼっちという孤独で寂しい幼少時代を過ごしていた記憶がありました。

先生に「咳が出る、きっかけになった過去を探りましょう」と言われ、心と頭の中で強く思い、ある映像が見えました。

その映像とは、2人組の男性に森の中で追いかけられ必死に逃げる少女の姿がありました。しかし、逃げられず2人組の男性につかまりレイプをされ、逃げられないように手足を動かせられなくされていました。おそらく、前世療法で感じた四肢が重く動きたくても動けない感覚から、逃げないように手足を折られたのだと思います。

その後の映像では、森のなかで仰向けに寝たまま逃げられない映像があり、2人組の1人の男に「逃げられないだろう」という言葉をかけられ、男達の監視下のもとで、どうすることもできず次第に感情すら抱くことができない思いが伝わってきました。

 後半では、男達もいなくなり暗闇の森林の映像と日中の森林の映像が交互にありました。おそらく、長い間一人で森林のなかにいたのだと思います。次第に、山の遠くからオレンジ色の光が見え、おそらく遠くの山で火事が起き時間の問題でこちらにも火事がくるということを察知しました。

しかし、逃げられない状況や今までの恐怖から感情すら抱けなくなった私はどうすることもなく、ただ遠くの炎を見ていることしか出来ませんでした。

最終的には逃げられず火事で亡くなるという衝撃的な内容でした。

最後の場面では、私は燃えさかのびる炎と白い煙が目の前に迫る恐怖を感じ、煙を吸った映像が見えそこで記憶がなくなりました。おそらく、煙によって亡くなったのだと思います。最後の死の瞬間は、現世では経験したことのない恐怖・絶望感・助かりたいという思いがいっきに出て様々な感情が強くでてきた経験をしました。

 前世は想像以上に悲惨で残酷な内容でしたが、逃げられない恐怖と煙を吸って最後は死んだという出来ごとが今、私が悩ませている咳の原因ではないかと考えました。

 また、前世療法後のカウンセリングでの先生の助言をもとに分かったことは、咳のメカニズムは、手足さえ動いていれば逃げられたはずなのに逃げられなかったという事が今につながっているということを知りました。咳がでる時は、不安や大きなプレッシャーに逃げたい、でも逃げられないという思いを感じる時に出るので前世での体験につながっていると思いました。

 

 

⑨受けた後の心の変化

 

(ポジティブな変化)

咳がでる原因を知れたこと

症状の根本的な原因が知れ安心した

(副作用)

寝る前に目を閉じると、また前世が見えるのではないかと怖かった

男性に対する苦手意識を知ることはできたが、以前より少し警戒心がでた

 

⑩体の変化

 

(ポジティブな変化)

咳が少しずつ減ってきたこと

 

(副作用)

当日は倦怠感と頭痛ぐらいで、ほとんど副作用はありませんでした。

1日目以降から、聴覚・味覚か鋭くなり今まで気にならない音が雑音に感じ頭痛を生じることがありました。また、もともと霊感がありましたが以前より少し感じるようになりました。でも。4日目以降から副作用はなくなり普通に日常生活が過ごせました。

 

⑪前世療法が今後の生活(人生)にどのように役立ちそうか

症状の根本的な原因を知り、現世への影響について知ることができた。また、今までは原因が分からず症状に悩まされていたが、原因を知り前世での体験から現世の課題について考えるようになりました。前世で、できなかった事・前世での体験が今につながり生まれてきた課題を考えこれからの人生につなげていきたい。

 

⑫今後、どのような点について相談しようと考えているか

・現世の課題や、症状を治すうえでどのように対応していくか

・不安や恐怖にどのように立ち向かうか

 

⑬当院の施術・サービスについて

(1)先生の紹介で知りました

(2)常に親身に話を聞いて頂き、傾聴や共感して抱き安心します

(3)特にないです

(4)他に前世療法を体験された方たちとの交流

 

⑭ウェブサイトについて

前世療法について詳しく詳細していることや体験者の話が参考になりました。

 

 

セラピストよりコメント

 

さつきさんと最初にお会いしたのは約19か月前のことです。咳が出るという症状が約7年以上も続いていました。病院にかかっても体の方には異常がないため、咳の原因がわからず困っておられました。そんな中でも、さつきさんは新米の看護師として休まず一途に仕事に取り組んでいました。看護師は人に接する仕事です。咳が続くと周りも心配します。原因がわからず思うようにならない症状を抱えながら仕事をするのは大変だったと思います。

おそらく不安なことやストレスで胸が苦しくなり咳が出ているのだろう、と考えられたため、お薬、カウンセリング、呼吸法等々様々に治療を試みました。ご本人もよく努力され、忙しい仕事の合間を縫ってはご来院されました。ところが、どれもそこそこ効きはするのですが思うような効果が出ず、一年半ほど経った頃、病状が固定され、治療がこれ以上進まない感じがしてきました。そのため、前世療法をお勧めすることになりました。ご本人が長らく催眠療法や前世療法にもご関心を持っておられたため、施術もすんなり受け入れていただくことができました。

さつきさんは、「どんなにつらい過去でも見ます」と強い意志で臨まれました。淡々と落ち着いて、でも次々と自分の悲惨な過去を見ていきました。煙を吸って亡くなるときの感覚は、最初は心が麻痺していて何も思い出せないほどでした。ようやくかけらのように思いだした恐怖と不安は、今世で咳が出るときの感覚と一致していました。さつきさんは前世では、逃げたいのに手足を折られていたために逃げられませんでした。今世でも、「逃げたいのに逃げられない、動けない」という気持ちになるときに、恐怖が生じ、咳が出ていることがわかったのです。

さつきさんは、現在、整形外科病棟の看護師として神奈川県で働いています。総合病院でもお仕事をされていましたが、ずっと整形外科病棟の看護師になりたいという夢があり、一年ほど前、ついにその夢を叶えるべく勇気をもって転職していきました。今回の前世療法は、咳の原因を明らかにするだけでなく、なぜさつきさんは、「整形外科」かつ「病棟(病棟:入院施設)」の看護師となる道を選んだのか、という今世の使命にも関するものになりました。

前世を見ていくと、過去につらい経験をされ、その後の転生した人生でつらい過去を昇華させるように人に奉仕することがあります。さつきさんは、前世で手足を折られて自由を無くされて亡くなるというつらさを知っておられます。これは一つの解釈ですが、もしさつきさんがその経験を生かし、今世では整形外科病棟の看護師として、体が思うように動かず入院された患者さんの気持ちに親身になって寄り添い、人を助ける道を選んでいるのだとしたら、前世での過酷な経験には意味があったということになります。さつきさんが今世で何を発見していかれるのか、私も大切に見守りたいと考えています。

 

その後、前世療法のフォローアップで長年患った咳が少なくなってきたことを伺い本当に嬉しく思いました。

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このビデオは、米国NY州にあるOmega Instituteにて行われたワイス先生のワークショップの模様が配信されたものです。ワイス先生が短い講演と集団退行催眠(Group regression)を行っています。